エリートと下克上

ブログって思ってた以上に楽しいですね!
自分でもちょっと引くくらいのペースで更新してしまっている・・・。
まあ、時間がある今しか保てないペースだろうからいいか。

私はエリートタイプの人とか「孤高の○○」とか呼ばれる人が物凄く好きです。
スポーツ観戦のときは「挑戦者」と表現される側よりも「女王」「王者」「皇帝」と呼ばれる側を無条件に応援してしまいます。

挑戦者よりもエリート、もしくはトップを保ち続けている人達のほうがずっと辛いと思ってるので。挑戦者って、何も持ってないしただ上を目指して頑張ればいいだけだけだからプラスのエネルギーしかないけど、エリートタイプの人達は周りからの「やって当然」っていう嫌なプレッシャーに耐え続け、敵も、追ってくる人間も、媚びてくる人間も増えるばかりの中で黙って自分を高め続けるしかない。
しかも、自分はどんなに頑張っても年を重ねて衰えていくし、挑戦者は若いのがどんどん出てくる。トップが長くなればなるほどトップから転落した自分の姿を想像するのが怖くなる。もうきつい、それでもトップにいる自分でいたい。・・・みたいなドラマを勝手に感じちゃって(笑)

エンターテイメントに関してもトップでいる期間が長い人たちが好きなのでSMAPさんが好きです。あの人たちはかっこいいと思う。しんどいのを表に出さないところが。
そして、キンキさんも私の中ではある意味、この括りです。デビュー曲からもう15年、32曲連続初登場1位って並み大抵じゃないと思う。デビュー前から売れて、華やかに始まった人達って意外とジャニーズの中でも少ないですよね。嵐さんもSMAPさんも今だと関ジャニさんも、最初はあまり売れなかったっていう「下克上」の物語を持ってる。その物語こそが武器の一つで、応援してもらえる理由の一つだと思う。「トップを獲る」っていう夢を追いかける一生懸命な少年達を応援するっていうのは女性にとっての理想の夢でもあるし。

その点、キンキさんはちょっと特殊ですよね。キンキさんの場合は下克上を目指すも物語ではなくて、お二人自身が物語というか。お二人の違いや関係性、強烈な個性や切なさそのものが物語で、ファンはその物語の行く末を見守る感じ。同じ夢を一緒に追いかけるというよりは息を詰めて他では見られない「危険な関係」がどう変化していくのかを観察してるような(笑)

私はあなたと同じ夢を見たいの、とかあなたの夢を応援したいの、ってあまり思えないタイプの可愛くない女なので、そりゃあジャニーズだとキンキさんを好きになるよな・・・と自分で感じます。