初コンサート感想 4 +まとめ

思いのほか長くなっちゃって、年明けになってしまいました!
いつも以上に、ごちゃごちゃと読みにくく、長い文章になっちゃったんですけど、書きあげられて良かったです!
書いている間も、凄く楽しかったです。

次は、カウントダウンコンサートや、京都に行ったことを書けたら良いな。
あと、コンサートで生で見て、改めてキンキさんのお互いへの情の深さに驚いたこととか、お二人それぞれのソロ活動→キンキさん、っていう順番で生で見たからこその興味深かったこととかも書いてみたいなと思います!


14曲目 
Alright!
この曲、凄く好きなので、聴けてとても嬉しかったです!
私、剛さんに「頑張って乗り越えてきたじゃん?」的な歌詞を歌ってもらえるのに弱すぎるんですよね!
この曲も、「打ち付けるような風に体がさらされたって なんとかしてきたじゃないか」
の部分が、生で聴くと余計、沁みました。

あと、「いつだって いつだって」の部分の剛さんの声が、生で聴いても凄く好きでした!
こんな歌声も剛さんにはあるんだなあ、って感じて。

間違いばかりのこれまでなので、キンキさんに「君は何も間違っちゃいない」と歌っていただくと、逆に目をそらしてしまいたくもなるのですが(笑)、それも込みで、好きだなこの曲、って改めて感じました。
帰ってきてからも、よく聴いています。

15曲目
鼓動、千々に
この曲、コンサートのほうが、CDよりも凄く良く感じました!
こういう曲はコンサート向きなんですかねー。
CDで聴くと、アイドルさんっぽいな、と感じるぶん、キンキさんがお上手すぎて、「凄く落ち着いたアイドル曲」みたいな、自分の中ではちょっと定められないところがあったんですけど(笑)、コンサートで聴くと、凄くしっくりきました!

やっぱり、コンサートという場では、あらゆる歌詞が、より映えるんだなあ、って感じたんですよね。
あした天気になあれ」とか、コンサートという場で聴くと、あの空間の広さに凄く合うんですよね。
明日に向けて、突き抜けていくような力強さもあって。

コンサートで聴いた後は、自分の日常の中でもすんなり聴けるようになったので、コンサート効果ってやっぱり凄いな、素晴らしいなあ、って思います。

16曲目
Harmony of December
この曲のときは、衣装が!とても!好きでした!!
光一さんがもう、本当に、どこの王族か、という感じのカッチリした衣装だったんですけど、「光一様・・・!尋常じゃなく似合っておられる!」って感激しましたし(笑)、剛さんの全体の雰囲気、バランスも、凄く可愛らしくて、かつ、似合っておられて。

私、正直に言ってしまうと、剛さんの場合は、5回のうち4回くらいは、「何故、帽子をかぶられたのか・・・!!」って、普段の衣装でも思うくらいなのですが(笑)、つばの広い帽子については、物凄く似合われる!ということを今回、痛感しました(笑)
なんだろうなあ、スナフキンさん的な雰囲気があるように感じるからなのかな。

あと、巻きスカート?的なものも、剛さん、なんか凄く似合うな、そして、このテイストが似合う、って流石だな!って感じました。
キンキさんの、この、似合うものが明確に違うところ、個性勝負の二人組として凄く良いよなあ!って思えて、とっても好きです。
似合う路線が違うからこそ、似たような衣装を着られた時の違いも面白いし。

それに、パッと見で明らかに違う色がある、っていうのは、グループとして大きな強みだよなあ、って思うんですよねー。
キンキさんのことを深く知らない人にも、違う個性から一つの作品、曲が表現されるんだ、っていうのが、分かりやすく伝わるんじゃないかなー、って。単純に、同じよりも違うほうが、見ていて楽しいですし(笑)

それから、この曲の直前の映像、多分、初めて見た気がするんですけど、わざわざ作られたんですかねー。それも凄い。
PVは見たことがあったんですけど、確か、あんな場面は無かったような?

だいぶ前に見たPVも思い出すと、キンキさんは、行方不明になった飛行船にずっと二人で乗っておられる、みたいな設定になる気がして、凄いな、ロマンに満ち溢れてるな!妖精さんみたいだな!って、楽しかったです(笑)

歌声も、とっても綺麗で、しっくり来て、ああ、こうやって聴かせる曲にも、お二人の歌声は物凄く合うし、強い力があるなあ、って素直に聴きほれました。

17曲目
SNOW!SNOW!SNOW!
これはもう、やっぱり良いですね!この曲がこんなに似合って、こんなに綺麗に歌い上げられるのは、世界のどこを探してもキンキさんだけだろう、みたいな気持ちにさせられました!
それから、この曲でも偶にそうだったし、前半にも思ったんですが、光一さんが高音とか、ちょっとキツめの箇所を、物凄く険しいお顔で歌ってらっしゃるのが鬼のようにかっこよくて、「お顔を顰めてらっしゃるのが、あんなにまで帝王感が出てかっこいい、って、流石、本物の美形さんは違うな・・・!」って感じました。

なんだろうなあ、怖そう・・・!っていう表情が、とっても似合われるんですよねえ、美形さんって。
と、いうことを、光一さんの表情に、改めて教えていただきました(笑)
似合うだけじゃなく、本当に、権力ある帝王感、というか、厳しそうな感じが表情に出ているように錯覚出来て、凄くかっこよくて魅力的でした。

まあ、多分、私は光一さんに関しては、「この人、怖いところありそうだよなあ」って感じられるところが好きなので、それもあるんだと思うんですけどね!

そもそも、私、男性に関しては特に、柔らかいだけの人より、怖いところもありそうな人のほうが、人として魅力的に感じちゃうんですよねー。
剛さんと光一さんは、怖さの質は違うんですけど、お二人とも、普通の人より強く、濃い「怖さ」がありそうで、実はそこも好きです。
怖さ、というと語弊があるかな、冷たさのある厳しさ、あるいは、切り捨てることが出来る強さ、と言っても良いかもしれないです。
これは、いつか、書けそうな時がきたら、書いてみたいなあ。お二人の怖さのイメージの違い。

そんなお二人が、にこにこしてらっしゃるのがまた、心和むんですよねー。多分、そんなお二人だからこそ、っていうのもあって(笑)

それから、多分、ここら辺の曲だったと思うんですけど、お二人が上から降りてこられるのがあまりにしっくり来ていて、まさにキンキさん・・・!って感じました。
キンキさんは何故、あんなにも、お二人だけで上から降りてこられるのが似合うんですかね!
やっぱり、王族感があるからなのかな・・・(笑)

カウントダウンコンサートの「硝子の少年」を見た時も、この大勢のジャニーズアイドルさん達がいる中で、上から二人だけでおもむろに降りてくるキンキさん、凄まじくかっこいいな!しかも、それがあまりにも自然だし、凄く似合うよなあ!って感心したのですが(笑)、キンキさんのそういうロイヤル感がとっても好きです(笑)

お二人のこれまでの経歴、それぞれの気質、持っている記録、二人という人数等々、数々の条件が揃っていないと、あんな風にはなれないよなあ、って感じるし。

18曲目
愛のかたまり
今回の「愛のかたまり」、とっても良かったです!好きでした!!

Mアルバムバージョン(心中バージョンって呼ばれてるんですよね(笑)確かに、あのバージョンは、「明日の朝」って、この世で迎えるのか、それとも、あの世で迎えるのか・・・?っていう気持ちになりますもんね!(笑))のようにしっとり歌ってから、原曲かつ踊る、という、フルコースの贅沢さ。

しっとり歌われるのが、アルバム発売時期に聞いたどの時よりも良くて、びっくりしました。
生だとより良いのか、あるいは、あの時よりもさらに、キンキさんの歌声が進化しているのか。
声の合いかたも、想いの強さが滲み出るような歌声も、とても美しかったです。
しっとり歌われると、原曲とは違う切なさ、脆さ、儚さ、愛しさが表現されているようで、なんだか、言葉の意味通りでの「スワンソング」みたいだなあ、って感じました。幸せな死の間際に、最も美しい歌声で、心を込めて愛を歌う歌のようで。
凄く印象的でした。

それから、原曲の力強さ、勢い、切実さに溢れる想いに繋がっていくのもドラマチックで良かったし、改めて、この曲の良さを感じました。
ダンスも、映像で見るのが、今から凄く楽しみです!

それにしても、この曲の力って何なんでしょうねえ。
母に、キンキさんのコンサートに行ってきたよー、っていう話をした時も、
「硝子の少年は聴けたのか」「聴けた」
ボクの背中には羽根があるは」「聴けた」
「愛のかたまりは」「!!聴かせてくれました」
「そこら辺を聴けないと意味ないもんね」
みたいなことを言われて、びっくりしました。
そこに「愛のかたまり」が入ってくるのか。多分、何度かしか聴いたことがないはずの母にも、何かしら印象的だったのか。まあ、共作だしなあ・・・、って、かなりびっくりしました(笑)

確か、この曲は、他のグループのファンの方々にも、かなり好まれるんですよね。

確かに、生で聴くと、不思議な力がある曲なんだなあ、って改めて思いました。

何だろうなあ、勢いと切実さがある。強すぎるくらい強い愛情と、どこか漂う刹那的な感覚、それゆえの切なさ、不安。
その切実さ。その揺らぎの美しさ。
きっと、誰もが感じたことがあるであろう切実な感覚を、そっと掬い上げるような、言葉の選び方の独特さ。

そして、曲も、本当に綺麗なんですよね。大事に作られてるんだなあ、って感じるし、あまりにもドラマチックで、キラキラとしていて、これが自分達には合う、自分達が歌うにはこの曲だ、って思われた光一さんも、本当に凄いな!って思います。

「自分達二人で歌うことを前提にして」この曲をお二人が作った、っていうあたりに、気概と強さを感じて、それも凄く良いんですよねー。

それから、最近は、もともと好きだった「あまりに愛が大きすぎると〜」の後に、「ねえ 雪が落ちてきたよ」って続くのが、物凄く良いな!って感じます。

自分がもどかしい、今だけを見て生きていればいいのにね、って自分の内側を見つめてため息をついた後に、ふと目を外にやって、雪が落ちてきたことに気が付き、それをそっと、側で寝ている男性に話しかける、みたいなイメージが浮かんで。

不安を自覚して、自分がもどかしい、今だけを見て生きればいいのにね、ってちょっと客観的になって、外に目を向ける。
この内→外への意識の向け方が自然なんですよね。

ここで、自分の内側だけを見て落ちていってしまわずに、自分でちゃんと外に目を向けて、雪が落ちてきたことを見つける、ということが出来るのが、この女性の強さの表現であるようにも感じます。

そして、ここで内側を見すぎてしまわずに、外に目を向ける、という流れの歌詞を、あの時期の剛さんが、光一さんが書いた曲の歌詞として書かれた、っていうのも、感慨深いというか、納得がいくというか、そんな感覚が個人的にはあります。
光一さんのような精神の人の曲に対する歌詞だからこそ、という気がして。

それから、初めて「愛のかたまり」を生で聴いて、誰よりもまずお二人の中で、全く色褪せない曲なんだなあ、って感じました。
歌っている回数自体は多いはずなのに、凄く新鮮に聴こえるというか、とっても瑞々しいんですよね。
この雰囲気を出せるのも、キンキさんの魅力の一つだなあ、って感じました。

19曲目
硝子の少年
この流れはずるいな!って思っちゃうくらい、凄く良かったです。
というか、生で聴くと本当に良い曲ですね!
イントロからして、物凄くテンションが上がりましたし、この曲を聴かせていただけることで改めて、キンキさんのコンサートに来てるんだな、って思えました。
アイドルさんは特に、皆さん、デビュー曲が大事になる気がしますが、キンキさんは、力を入れられていただけあって、キンキさんに合う、そして歌い続けられる良い曲でデビューされましたよね。
この曲も、映像では沢山見ているはずなのですが、生で聴くと、映像で聴くよりもずっと良くて、そこにもびっくりしました!
それから、振り付けもオリジナルで、アイドルらしくて、どこか可愛らしくて。あの振り付けを今のお二人がやられる、っていうのも良かったです。

20曲目
雨のMelody
この曲の剛さんの歌声がまた、とっっても好きでした!!
剛さんの声は本当に、真っすぐ伸びていくのが見えるようですね。
芯がしっかりしていて、ダイレクトに、直線的に届く歌声、という感じで、この人は本当に、歌うことに向いているし、歌うべき声をお持ちなんだな、って感じました。
こういう声を持ってらっしゃるからこそ、強い歌詞を歌うのにも耐えうるんだろうなあ。勿論、お上手さもあってのことでしょうけど!

そして、光一さんの歌声を生で聴いたのも、今回、いつぶりだろう、凄く久しぶりだったんですけど、光一さんの歌声は、確かに、ソロで歌われるならああいう路線になるよなあ、って、なんだか納得しました。
強く届いていく、というよりは、空気に溶け込んでいく感じがして。
そうなると、ああいう路線のほうが、確かに合うよなあ、と思います。
勿論、好みでもあるんでしょうけど、やっぱり、冷静な方なんだろうなあ。
自分という素材に合うものを、という意識がおありなんだろうなあ、って今回、ぼんやり感じました。活動の路線的にもそうですし。

お二人は、声、特に歌声は、似ている、というか、互いを邪魔しない相性の良さがありますけど、それでいて、互いに違う良さがあるんですよね。
強く届いていく剛さんの歌声と、空気に溶け込んでいくような光一さんの歌声。
そのお二人の歌声の良さが合わさって、あんなに魅力的なキンキさんの歌声になるんだなあ、って、今回、生で聴いて感じて、しみじみと、お二人の相性の良さを再確認しました。

21曲目 
Secret Code
ここら辺になると、はっ!もしや、終わりが近づいてしまっているのか?!と気が付いてしまい、寂しくもなったのですが(笑)、やっぱりかっこよくて、楽しい曲でした!
そうそう、これも書きたかったんですけど、今回、お二人ともお美しくて、それだけでも目の保養だったんですけど(笑)、剛さんの髪型的に、後半、ちょっと落ちてきて、かきあげながら歌ってらっしゃるのが、凄く色っぽかったです。
一房だけ落ちているのとかを見ると、これがまさに、解れ髪の魅力か!なるほど、この色気!!って感じで、凄く魅力的でした(笑)

男性でも女性でも、セットしていた髪が少し乱れる解れ髪って、凄く色っぽいですもんねー。
剛さんの場合も、思いがけず、凄く色っぽくて、ちょっと得した気分になりました(笑)

光一さんの硬質な色気と、剛さんの柔らかさのある色気の対比も面白いですよねー。
コンサートでお客さんに手を振ったりしてらっしゃるお二人の違いを見てると、単純に、こういうところの違いからなのかな、とも思ったのですが(笑)、キンキさんは本当に、何から何まで、二人だとは思えないくらいの幅広さがあって凄い。

22曲目
99%LIBERTY
この曲を歌うお二人もかっこいいですよね!
「ドアを蹴破るときは冷静な顔で」の剛さんの割と高めに聴こえる声と、「好キダ好キダ好キダなんて言い倒して」辺りの光一さんの声の低さが、それぞれ好きです。キンキさんの声の高さの違いって、それこそ、幅の広さに繋がってる気がするんですよねー。互いにカバー出来るというか。
似ている、相性が良い、っていうだけじゃなくて、高さにはは高低がある、届きかたにも違いがある、っていうのがまた、聴いていて楽しいし、それぞれに、ハッと気持ちを惹かれる面があるよなあ、って思います。

23曲目
ちがう道、おなじ空
「ああ、こういう使い方をされるの、確かに、凄く良いですね・・・!」って、とっても納得した曲でした!
そして、最初と最後の曲が最新シングルから、っていうのがまた、「良いな、過去だけじゃなくて、今も先も明るい、って感じられるな」って、なんだか嬉しくなりました。
多分、こういうところからも、風通しが良い、っていう印象を受けたんじゃないかな、と思います。

それから、この曲の前奏部分で、お二人が、今日はありがとうございました、的な短い御挨拶をされていたんですけど、その中で、剛さんが「素敵な声援、素敵なMCで楽しく・・・」みたいなことをおっしゃってて、ほんのり面白かったです(笑)
素敵なMC(笑)
あれ、MC、基本的にキンキさんが愉快にお話しされてる時間だったような・・・!(笑)
お客さんとのやりとり含めて、ってことなんでしょうけど(多分)、自画自賛みたいにもなっちゃってて、剛さんは面白可愛らしいなあ、ってほのぼのとした気持ちになりました(笑)

アンコール
24曲目
鍵のない箱
この曲も、「凄い、言われてみれば、この流れ、というか、アンコール1曲目にも良いですね、この曲!」って感じました。
なるほどー、って思えたし、好きな曲なので、アンコールで聴けて嬉しかったです。
まあ、歌詞を考えたら、普通に失恋した男性の曲なんですけどね!(笑)
あと、気球?を初めて実際に見たので、こんな感じなんだー、って楽しかったです。
上のほうのお客さんに近づくには、どうしたって、キンキさん側が上に行くしかないんですもんねー。

25曲目
まだ涙にならない悲しみが
「鍵のない箱」とこの曲は、割と最近の曲なので、ああ、この2曲がアンコールになるって良いなあ、って感じました。
最後が「Anniversary」だからこそ、綺麗に成り立つ構成な気がして、よく考えられてるんだろうなあ、とも思ったし。
歌詞的には、この曲も失恋した男性なんですよね。というか、2曲とも松井さん作詞ですね。
アンコール2曲が失恋した男性の曲、でも曲調は明るめ、って、キンキさんやっぱり面白いよなあ、って思いますが(笑)、流れが綺麗で、演出も込みだと余計、とってもしっくりくるんですよねー。凄い。

26曲目
Anniversary
最後の最後がこの曲、っていうのも華やかで、あたたかさもあって、良いなあ、って感じました。
20周年に向かう、というのも感じられて。
キンキさんの曲の中では、純粋に、ただただ幸せ、という色が珍しく(笑)強い気がするので、そういう曲を最後にもってきていただけて、キラキラしたキンキさんは本当に、素敵なアイドルさんなんだなあ、って感じながら終わることが出来て、嬉しかったです。
キンキさん大好きだなあ、って強く感じながら見聴きしていました!

そして、アンコール後も、それなりの長さお話ししてくださるキンキさん。
あれ、これ、最後の挨拶というか、2回目のMCなんじゃ?!っていう感覚になって、流石キンキさん、って楽しかったです(笑)
お二人でお話しされるのがお好きなんだなあ、っていう自然さで話が広がっていって(笑)

来年は会える機会が増えます、約束します、的なことをおっしゃってくださって、「このお二人が、この感じでおっしゃってくださるなら」って嬉しかったんですけど、ちょっと聞いた感じだと、東京公演の時には状況が変わったっぽくて、「この約10日間で一体何が・・・!」って、真顔になりましたし、「これは本当に、安心して待ってるだけではいけないのですね、そりゃあそうだよな」って、改めて、応援するということの意味をを再確認しました。

そして、団結して系の事とか、本当に、特にアイドルさんは、色々あって大変なんだろうなあ、ってしみじみと思いました。
なんというか、光が強ければ影も濃くなる、ということを思います。こういう時は。

今回、多分、どんな言い方をしても、っていう位に難しい話題だったでしょうに、あえて言及されたということで、こういうところが、キンキさん、特に剛さんの魅力の一つな気がするよなあ、ともなんとなく思いました。

私は、言葉を使う人がやっぱり好きなんですよね。
どんなに言葉を尽くしても、理解しようともしない人って絶対にいるし、誤解される可能性も、自分の意思に反して言葉の意味を曲げられてしまうことだって沢山ある。それは勿論、分かっていても、それでも言葉を使おうとすることにこそ意味がある、と私は思っちゃうタイプなので。

色んなリスクを知っても、それでも言葉を使って自分の意思を伝えようとすることを誠実だと感じるタイプなんですよねー、これは日常生活でもそうなんですけど。

言葉で嘘をつくことは簡単だ、っておっしゃる方もいますけど、言うほど簡単じゃないですからね!(笑)
言葉自体にも、言葉を使う人自体にも、言葉を使おうとする意志にも、意外と、沢山のことが滲み出てしまうものだから、言葉は怖いよな、とも思います。そして、言葉は怖いからこそ、それをあえて使おうとすることに大きな意味と価値があるように感じます。

勿論、態度で!っていうのも、親しい間柄だと特に、しみじみとした趣があって良いなあ、って思うんですけどねー。臆病なんですよね、きっと(笑)

とりあえず、キンキさん側が団結してらっしゃるのは、今回のコンサートからも(MCからだけでなく、コンサート自体から)伝わってきて、それだけで凄く嬉しかったので、これまで通り、シンプルにキンキさんを応援したいな、と思います。
20周年目に限らず、今後もずっと、出来るだけお二人が望む形で、進んでいくことが出来ますように。

ということで、20日の話に急に戻しちゃうんですけど、光一さんが「このコンサートで何が言いたかったかというと、シングルもう一枚買ってください!」っておっしゃったときの、剛さんがファン側に立っておっしゃった「ええー、まだ買わすのお?」が、なんだかふわふわしていて、凄く好きでした(笑)

剛さんがファン側に立ってみるときの話し方って、ちょっとふわふわして可愛らしいよなあ、って、いつも思ってる気がします(笑)

それに対して、「そこを何とか!」っておっしゃる光一さんまでで、ちょっとしたコントみたいになってて、キンキさんはバランス良いよなあ、って改めて思いました。
「僕たちがもっと出せば良い話なんですけどね」的なことをおっしゃる剛さんまで含めて。

ここで、お二人で「買ってください!」「買ってください!」的な感じだと、その場では雰囲気でなんとかなっても、後から、「あれって・・・」みたいな辛めの悲壮感めいたものを感じる可能性が大きすぎるし、剛さんが買う側に立つことで、色々と和らぐようで。
かつ、そこから、「自分達がもっと出せばね」的な、先の話に持っていく、っていう。

それが普通に出来るのが、お二人の強みでもあるよなあ、って思います。
まあ、お二人は全然、そんなこと考えてらっしゃらないと思いますけど!(笑)
聴いていて、勝手に、絶妙だなあ、って感じました。

それから、最後に言い残したことはありませんか?って光一さんにふられた剛さんが、「4時って・・・」って、相変わらず時間に言及されるのが愉快でした(笑)
確かに、ちょっと半端な時間ですもんね!(笑)

そして、そこからまさかのニュース番組の話になっていくキンキさん。もうこれ、完全にドームがキンキさんの楽屋みたいだな!っていうくらい、普通の話をほのぼのとしてらっしゃってて、凄く和みました(笑)

最後、急に大阪だということを改めて思い出されたのか、雑に大阪っぽさを出しながら帰っていかれる剛さん(笑)と、それにツッコむ光一さんが、最後までとっても楽しげで、微笑ましかったです。
あと、剛さんが「気を付けて帰ってねー」的なことを、本当に、友達に言うみたいなテンションでおっしゃってくださったので、「ありがと、気を付けるわー」みたいな気持ちにこちらもなって、心和みました(笑)
ああいう時の剛さんのテンションに弱いんですよねー(笑)
本当に、絶妙な距離感だよなあ、って思います。近すぎず遠すぎず。ありがたい。

今回、初めてキンキさんのコンサートに行かせていただいて、本当に、キンキさんは素敵なアイドルさんだなあ、って改めて感じましたし、これは、一度行ったら、来年も来よう、って思うよなあ、って感じました。
完璧に楽しい、と思えて。

あと、なんだろうなあ、「正しい」という感じがしたんですよね。
これは、決して、優等生的な、退屈な正しさではなくて。
誠実、とも言えると思うんですけど、ただ上手い、とか、ただ綺麗、とかっていうだけじゃなくて、誠実さが伝わってくるようなことって、なかなか実現できることじゃないよなあ、凄いなあ、って感じました。

それと、20周年を今から迎える、というこの時期に、後輩さんがつかず、キンキさんお二人でこのコンサートをされた、っていうことには、凄く大きな意味があったんじゃないかな、って感じました。
見るこちらにとっても、キンキさん御自身にとっても。そういう意味でも、良いコンサートだったな、と思います。
確か、後輩さん達のスケジュールとかであの形になったんですよね?
そういう意味では、本当に、色々と上手く重なって、今回、時期的に一番良い形になったんじゃないかなあ、って思いました。

それから、今、ロケの番組をお二人でやってらっしゃるのも、良いほうに作用してるんだろうなあ、って改めて感じました。
大人数の中でお二人でやるのと、お二人+ゲストさんとでやるのとの違いとか、スタジオか外かとか、新しいことをするかどうかとか、そういう全ての違いが、良いほうに作用しているように見えて。

ある種、20周年を迎える良い下地が、キンキさん側にはしっかり出来ているんだ、っていうのを感じられるコンサートでもあったように思います。
それだけでも、幸せだなあ、って心底思いました!
本当に、今すぐ映像出しましょう!っていう気持ちに、なんなら見ている途中からなったくらいなので(笑)、映像でも見ることが出来るのを楽しみにしています!

完成度、満足度が凄く凄く高いコンサートをありがとうございました!って、キンキさん、出演者の皆さん、スタッフさん、関わられた皆さんに言いたい気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました!
コンサート4公演、お疲れ様でした!