歌詞

下の記事を書いていて思い出した。光一さんが歌詞を書くことって滅多にない、それこそ剛さんと曲作るときくらいだよなー、とは思ってたんですけど、逆に、剛さんの曲に、剛さん以外で歌詞をつけたことがある人って光一さんだけですよね?それも凄いな!!ってこの前、合作曲を聞いてて思いました。

光一さんが歌詞を書く、っていうのも特別なんだろうけど、よくよく考えたら、剛さんが、自分の曲の歌詞を他の人に任せる、というか委ねるのって物凄く!!特別な気がする。そういう意味では、剛さんが自分の中に入れるのって光一さんだけなんですよね。

私、光一さんが書いた歌詞を歌う剛さんを見るのが好きなんですよねー。剛さんが書いた歌詞を光一さんが歌う、っていうのとは違う感情になるな、何でかな、って思ってたけど、結局、剛さんのほうが歌詞にこだわりがあるからなんだろうなあ。私にとっては、剛さんって、一つ一つの言葉に自分の気持ちを入れるようにして歌う方なので、光一さんの中から出てきた歌詞を丁寧に歌われると、グッときます。光一さんが書いた歌詞を一度自分の中に取り込んで、自分のものとしても歌ってるように聞こえる。だから、お二人で歌ってるのを聞いて、「ああ、この人達、今、ひとつになってるなあ。」って感動する。

光一さんが剛さんの歌詞を歌うのも、それはそれでグッとくるんですけどね!なんか、「光一さんって、剛さんのこと本当に尊重してるんだなあ、否定しないで、大事にしてるんだなあ。」って思うんです。剛さんの歌詞がそのまま、正確に、聞いてる人に届くように、って歌ってるように聞こえる。光一さんの場合は、自分を入れないようにしてらっしゃるように聞こえるんですね。剛さんの感性、感覚を、そのまま表現しようとしてるように聞こえます。剛さんの歌詞に自分の色を足さない、というか。

こうやって考えると、本当にキンキさんは真逆ですね!(笑)
でも、どちらも凄く大きな愛情を感じます。光一さんを理解したい、同じ感覚になりたい剛さんと、そのままの剛さんを大事にしたい光一さん。
この違いが、キンキさんの魅力の源なのかなあ。