平安結祈 2回目

「ああああ、ごめん、嘘ついた!!黒バラについての記事に、「剛さんならまあ、育休とることも、もしかしたらあるのかな。ファンとしては寂しいけど、しょうがないよね・・・。」みたいなこと書いたけど、やっぱりこの人、育休とかとっちゃ駄目だ!
この声とセンスを持ってるからには、歌いに歌って、ライブして、出来るだけ沢山のライブ音源とライブ映像を残さなきゃ駄目でしょう、剛さんは!!もはや義務です、義務!
その年、その日の歌声を残していかないと!剛さんは特に、歌声がどんどん変化していくタイプの方なんだから、定期的にライブして、とにかく音を残していかないと・・・!」

っていう熱い気持ちになりました。今日、もう一度見て。2回目だからもう少し冷静に見れるんじゃないかと思ったら、1回目と変わらないくらいテンションがおかしなことになってる・・・。前回見てから日が開いたからかなー。

もう、本当に私は剛さんの作る音と、剛さんの歌声が好き過ぎる。5回、休みなしでこの映画を見ろ、って言われても全く苦じゃない。なんだかんだで予定が詰まってて今日まで見れなくて良かった。これ、予定が無かったら破産するとこだった・・・。今日も、その後の予定をすっぽかしてこのままもう1回見ようかな、って一瞬血迷ったしなあ。剛さんの魔力恐るべし。

2回目である今回、冒頭の剛さんの話が前回よりすんなり入ってくるもんだから、ちょっと怖くなって(笑)、なんでかなー、って考えてみたら、自分が前回見て、剛さんの歌声の威力に改めてやられちゃったからだろうな、っていう結論に達しました。
祈る、とか日本を歌う、とか自分が知らない世界にも届くように、っていう剛さんの言葉が、大それたことに聞こえなかったんです、今回は。この人のこの歌声なら、確かに祈りになるな、って素直に納得出来た。それだけの、魂(とかいう言葉を本当は使いたくないんですけど、それ以外に言いようがない)が、確かにあの歌声には宿ってる。

あと、『一生懸命その瞬間、瞬間を(ステージで)生きることが祈りになると思って』っておっしゃってたのが自分の中にストンと入ってきて、剛さんはほんっとに感覚のみで正解にたどりつける方だよなあ、って思いました。実際、祈るってそういうことなんだと思う。必要なのは、ひたむきさとやみくもさ。
最近ちょうど、祈る、っていう行為についてうだうだ考えてドツボに嵌ってたところだったので、なんかこう、敗北感を感じました。「うわあ、私が考えに考えてたところを、さらっと感覚だけで掴んでるよ、この人!やってらんないよなー、いいよなー、感覚が鋭い人はさー」みたいな(笑)

あとは箇条書きで。

・剛さんの目の形が本当に好み。私は男性、女性問わず目の形が好みかどうかが自分の中で一番重要な んですけど、剛さんの目の形は理想的です。綺麗な形してる。

・何度も聞いてる歌声なのに、いつも最初の一声にハッとさせられるし、全神経を持っていかれる。

・剛さんの前髪を扱う仕草が乙女すぎる。肘の角度とかもう・・・・。

・この映画の音が好きすぎて、楽しすぎて、詳しくは知らなかったバンドメンバーの方々のことまで好きにな ったし、知りたくなった。音楽の力凄い。

・剛さんの泣き顔について、そういえば全く書いてなかった。泣き方を見て、剛さんって、他人に救いを求め ない人なのかな、って思いました。泣き方がなんか閉じてる。無意識のうちに泣き顔を隠そうとしてるよう に見えたから、そう感じたのかなー。「ステージ上で泣いたのは、ファンに心を開いてるからで云々」みた いなことはあまり感じませんでした、実際に泣いてらっしゃる姿を見ると。

・剛さんって物凄く集中力が高い人なんだな、って思った。楽器を演奏してる表情を見て。

・剛さんの声はやっぱり湿度が高い。

・『云えない 癒えない 消せない あなたを愛しているを・・・』
 この歌詞、本当に剛さんの声質に合う。剛さんの歌の底知れない切なさはどこから来るんだろう。
 
・やっぱり『Help me Help me・・・』のラストを聞くと、剛さんがこのまま、こういう言葉の発し方が出来る 人でいてくれますように、って真剣に思う。

・私の中では、剛さんの音はフジ子・ヘミングさんの音と同じカテゴリー。人を癒すための音じゃない、って  いう点で。これについてはまた近いうちに書きたいなー。癒そうと思って鳴らされてる音じゃないからこそ、 聞くほうは癒される。演奏者はこちらを向いていなくていいし、ここを通り過ぎた、ずっと先へ向けた音であ っていい。というか、そういう音にこそ私は安心して浸れるし、そういう音が好き。

・あんなにナチュラルに、空間の絶対的支配者として振舞える剛さんが、「キンキでは自分が嫁」だと公言 なさってる凄さ。これも近いうちに書きたいなー、キンキさんにおける嫁問題(笑)

とりあえず、一刻も早くこの映画のDVD(になると思っていいんでしょうか)を手に入れたい。延々聞きたい。あの日のあの空間と、あのライブに関わった全ての方と、映画にしてくれた堤監督をはじめとする皆さんと、そして勿論剛さんに、全力で感謝します。いい時間をすごさせていただきました、ありがとうございました!